ワーキングマザーで学校の役員になると平日に打ち合わせや行事が入るので、なかなかすべてに参加するのが難しく、なんとなく遠慮しがちです。
でも、現実には小学校の暗黙の了解で、子供1人につき1度は必ず役員はすること!
というムードがあります。
そんな中で小学1年生の始めての保護者会に参加しました。
小学1年生の役員決めはやりたい人がいっぱいで争奪戦だった!はやめに役員はやったほうがいいの?
うちの子供が通う小学校の役員は3種類あって、保護者会・地域の活動・学童とわかれています。
学童の役員決めは、その場で全員によるくじ引きで決まります。
その日はわたしが予定があったので、夫が会議に参加して、いきなりくじ引きで役員を決める事実を知りました。
きっと責任重大でドキドキしたと思います。今年の学童の役員は免れました。
そして、保護者会と地域の活動の役員を決める初めての会議になり、もし、だれも手をあげる人がいなかったら立候補してもいいかな。なんて軽く考えていましたが、いざ会議ははじまって役員決めになると、たくさんの人が立候補の手をあげて、最後はじゃんけんで争奪戦になりました。
その後地域の活動での役員決めでも、同じように立候補が多数でじゃんけんで決める争奪戦でした。
兄弟が先に小学校にいる方は小学校生活にもだいぶ慣れているので、下の子は小学校1年生になったタイミングで役員に立候補する人が多いんですね。
今年はそれでなくても親子で初めての小学校に慣れることで精一杯で役員をする気になれませんでしたが、来年からは争奪戦に入って勝たないといけなくなるような気がします。
役員の仕事は子供が高学年になればなるほど責任が重くなるので誰もやりたがらないものです。
そして、人数が多くて、いろんな意見を言う人もいて、それをまとめるのはとても大変なことですね。
この人数がいたら、半数以上の人が6年間なにも役員をしないで卒業する人もたくさんいます。
ただ、高学年の保護者の役員決めは一変して、重い空気のなか、まだ役員をやっていない人が呼ばれてくじ引きをすることになります。
その重圧が耐えられないので、みんな低学年のうちに争奪戦で勝ち抜いて役員を済ませておくのですね。
ワーキングマザーの役員は大変?適材適所で自分の得意なことで貢献すれば乗り切れる!
保育園のときは、まわりもみんなワーキングマザーで同じ環境だったので、お互いに仕事に家事にバタバタしていて、役員でもそんなに平日に休みほどの活動はありませんでした。
実際に、年長さんの保護者会長の仕事をやりましたが、園長先生とたくさんコミュニケーションをとったり、いろんなママと仲良くなって、それなりに楽しくやった思い出があります。
ただ、小学校の役員はどうしても平日に打ち合わせが入るので、そのときの役員さんがワーキングマザーに対して理解があるかどうかも肝になると思います。
今はワーキングマザーの割合が増えて、決して仕事をやりながら子育てをすることがマイノリティではなくなったので、これからの役員活動は、役員の分担をしっかり決めて、パソコンが得意だったら資料をつくる。手先が器用だったらイベントの準備をする。など適材適所で活動できるようになっていくと思います。
また、役員をやりたくない理由に、苦手な人との付き合いもあります。
たしかに、ママ同士でもいろんな価値観の人がいます。自分と気が合わない人もいます。
でも、毎日顔を合わすわけではないし、こちらは社会人としての人間関係をうまくやっていく、話しを流すこともできる余裕をもっていけば大丈夫。
きっと、めんどくさいことを言う人は、
まわりの人が気になってしょうがない。
自分の意見をどうしても通したい。ような人ですね。
無理に仲良くなる必要は全然なくて、適度な距離感を常に保っていればいいのかなと。
あとはやるべきことをやって、それ以外は気にしない。
それよりも、きっとこの役員をやったことで得られる経験とか、気の合うママとの出会いだったり、そういうポジティブな面にフォーカスするようにしています。
わたしも子供ができる前は、「ママ友なんていらないし、無理に付き合う必要もないし、同じ環境だからって気が合うとは限らないよね。」と警戒していました。
その気持ちが強かったわたしでも、それなりに週末ママ友と飲んで子育てについて語り合ったり、一緒にキャンプに行ける家族ぐるみで仲良くなった人もいるし。
自分がブレずにいれば、また子供をきっかけに新たな環境も楽しめるのかな。と思えるようになりました。
たまに、え!!という価値観がちがうママと出会うことがあるけど、わたしとはまったく価値観がちがう人。という認識でしかありません。
どちらが正しいとか間違っているわけではなくて、どちらも子供を一番に考えて行動していることには変わりはないので。
価値観の違う人とは適度に距離をもって付き合えば、攻撃されることはないですし。
そういう意味では子育てとか子供を挟んで新たな人間関係ができあがっているんですね。
どんな状況でもその場を楽しめる自分でいようと思っています。
ワーキングマザーは、母・妻・会社員といろんな顔があるので、忙しいけれど、どれも全部自分だし、子供のために自分を表現することをがまんする必要はないですよね。
どこにいても自分らしくいれば大丈夫。
一緒に楽しんでいきましょう!